歯周病は歯と歯肉の間から細菌が侵入して、歯根膜、歯槽骨などの歯を支えている組織が破壊されてしまう病気で、血や膿が歯肉からでてくる、歯がぐらつく、口臭がするなどが歯周病の主な自覚症状になります。 歯周病は、放置してしまうとどんどん進んでしまいます。しっかりと治療しないと治らない病気ですので、歯科医院などでまずは歯科検診を受診することをおすすめします。
歯周病の進行
歯周炎は非常に症状が出にくい病気で、患者さん自身での判断が難しいものです。その中でも下記の症状が歯周炎のサインと言えるでしょう。
一般的には歯肉炎になり放置すると、歯周炎になる確率が高いと言われています。歯がしみやすい、汚れがたまる、歯が腫れるなどが歯肉炎のサインです。歯周炎にならないためには、歯肉炎のない状態でいつもいることが大切なのです。
1初診・相談
どこがどう気になるかなどの問診をし、噛み合わせの状態をチェック。このとき、治療内容や費用などについても相談します。
2精密検査
X線写真や口の中の写真を撮影、歯型をとるなどし、歯並びの状態を確認。
3診断・治療計画の決定
検査の結果をもとに、噛み合わせの状態や今後の治療方針を決めます。
4治療開始の準備
虫歯や抜歯などの処置が必要な場合は、まずその治療を優先します。
5早期治療スタート
噛み合わせの影響などで顎にズレや歪みがある場合には、早期に治療を開始します。装置は、歯や顎の状態によって異なり、夜寝るときにつけるものや、終日つけ続けるものなどがあります。
6経過観察
早期治療が終わってから永久歯に生え替わるまでの間は、治した状態が安定しているか、ほかに新たな問題が生じていないかなどの経過観察が必要。 その後本格治療へ移行します。
5本格治療スタート
すべての歯に矯正装置(マルチブラケット)をつけて本格治療を開始。
6保定観察
歯がキレイに並び、よく噛めるようになったら矯正装置をはずし、かわりにリテーナー(歯を安定させる装置)をつけます。 必要な保定観察が終わったら治療完了。ただし、リテーナーを取りはずした後も歯が後戻りしたり、新たな不正咬合を起こす場合があるので、歯並びのチェックは欠かせません。
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